
サントリーグループが目指すのは「人間の生命の輝き」に満ちた社會の実現です?!溉摔茸匀护软懁ⅳΑ工蚴姑藪鳏?、最高品質の商品?サービスをお屆けすることで人々の潤い豊かな生活文化に貢獻すると同時に、多様性ある社會や美しい地球環境との共生を常に念頭に置き、持続可能な社會の実現を目指してきました。
その根底には、創業時からの精神「やってみなはれ」「利益三分主義」があります。
コロナ禍にあって、サントリーは総合酒類食品企業の責任として生産活動を継続し、お客様に製品をお屆けしてきました。また、世界のグループ各社が、消毒用アルコールや感染防具の醫療関係者への無償提供をはじめ、困窮している人のための支援活動を、各地域で実施しました。
様々な課題も顕在化しました。デジタル化の加速、働き方やコミュニケーションのあり方など人々のライフスタイルが大きく変容し、改めて、人間らしい本當の豊かさとは何かが問われています。また、気候変動や生物多様性等の環境課題も、自然災害の多発や地球規模の感染癥拡大といったかたちで、産業革命以降の人間社會、経済のあり方に警鐘を鳴らしはじめています。今こそ、サントリーが創業以來目指してきた原點に立ち返り、社會や経済の成長と自然の持続可能性が共生する「人と自然と響きあう」社會を目指して、力強く歩みを進めていかなければなりません。
私たちの製品は、喉の渇きをいやすという機能のためだけではなく、人と人とのつながりや喜び、感動を屆けることを目指しています。事業がグローバルに拡大する中、「ものづくり」の精神を共有する世界のサントリー社員が國を超えて協働し、嗜好性に健康要素を取り入れた製品の開発や新たな飲用スタイルの提案など、これまでにない価値を持つ製品やサービスを次々と生み出しています。これからも、世界中のお客様の笑顔や輝きを拡げていくため、各地で培われてきた技術や文化を交流させ、イノベーションの創出や新たな市場の創造にチャレンジしてまいります。
人々の生命が輝くためには、自然が健全でなければなりません。とりわけサントリーは、水や農作物など自然の恵みをお客様に製品としてお屆けしており、創業以來、自然との共生を実踐しながら価値の提供にチャレンジしてきました。この動きを一層強めていく必要があります?!噶激ぱu品」には、安全?安心や高品質であることに加えて、CO2排出量や水などの天然資源の保全、サプライチェーンに関わる人々の人権など、環境?社會課題への配慮が必要になります。サントリーグループは、サステナビリティを経営の中軸に據え、地球環境の持続可能性に貢獻する「良い製品」をお客様にお屆けしていきます。
「やってみなはれ」「利益三分主義」を共通の価値として、自然と共生しながら、お客様の喜びや感動、あらゆる人が人間らしく輝く社會づくりに貢獻するため、「Growing for Good」サントリーとして、さらなる革新と挑戦を続けてまいります。
サントリーホールディングス株式會社
代表取締役社長新浪剛史